このテーマについて、一番確実なのは、カレー店で働きながら修行するという方法でしょう。カレーの基本から学べますし、またいろいろな道具の使い方もマスターできるかもしれません。
しかし自分は、「独学で十分!」と考えています。
なぜなら前回の記事でも述べたように、カレーに正解はありません。自分が「旨い!」と思えるカレーを追求していくだけでいいのです。自分も特に修行はしたことなく、休みの日に自宅の台所で、カレー関連の書籍などを参考にしながら、ただただ趣味でカレーを作り続けていました。(もちろん、失敗作も沢山作り、そして食べました(;'∀'))
その中で好みのスパイスの配合を見つけたり、気に入った具材を見つけ、少しづつ理想のカレーに近づけていくのです。
時には家族だけでなく、友人や同僚たちが集まるホームパーティーに持参して、率直な意見や反応を見たりして評価を受けてみるのがよいでしょう。特に辛さの感覚は人それぞれで、自分はつい辛口に寄ってしまう傾向があったので、ベースの辛さを決める面で他人の評価は参考になりました。
ではそんな中で、私がどこでカレーを学んでいたかといえば、やはり書籍からでした。特に自分が影響を受けたのが「カレーの教科書」(水野仁輔著)でした。カレーの基本を学び、自分のカレーのベースとなっているのがこの書籍から得た情報でした。
この本では玉ねぎの炒め方(色の変化など)を含め、ビジュアルで把握しながら自分の基準を定める、言わばカレーにおける自分にとってのバイブル(聖書)となりました。これは余談で後日に記事にすると思いますが、この書籍の著者である水野仁輔氏が、開催していた「カレーの学校」にも参加していますがこれもおススメです!カレー仲間を作れますよ(笑)
もちろん書籍はこれだけでなく、カレーの作り方系の本は多分10冊以上購入していると思います。水野氏だけでなく、印度カリー子さん、渡辺玲さんなど、多くの書籍のレシピを参考に実際に作ってみました。そうして自分なりのカレーが形作られてきたように思います。
もちろんお店で修業して、いろいろなカレーを作れるようになることは、本人の実力になると思いますが、あくまでも自分で開業するときは自分でメニューを決めることが出来ます。だからこそ自分のカレーを追求していった方がゴールへの近道だと思っています。
では皆さんも開業をお考えなら、とにかく自分で作ってみるという経験を繰り返して、自分のカレーを完成させていきましょう!!
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